2004-03-25 第159回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
私は、構造改革論そのものが景気を良くするなんということはもうあり得ないということを、理論的にもあり得ないということを再三御指摘してきたわけですけれども、社会のありようとしても決して私はいい社会に向かっているわけではないと。今確かにそうですね、一部大変高額の貯蓄者、高額所得者が出ておりますけれども、片やホームレスが町に広がると、そういうアメリカに似たような社会になってきているわけですね。
私は、構造改革論そのものが景気を良くするなんということはもうあり得ないということを、理論的にもあり得ないということを再三御指摘してきたわけですけれども、社会のありようとしても決して私はいい社会に向かっているわけではないと。今確かにそうですね、一部大変高額の貯蓄者、高額所得者が出ておりますけれども、片やホームレスが町に広がると、そういうアメリカに似たような社会になってきているわけですね。
○大門実紀史君 そういうことでありましたら、きょうは、構造改革論そのものに私は大変疑問を持っております。その矛盾といいますか、問題点そのものについてお聞きしたいというふうに思います。
結局、この構造改革論そのものが、先ほど経済学の話をされましたけれども、私もいろいろ読ましてもらいましたが、簡単に言えば、ミクロの会社経営学みたいな話を全体に広げているようなところがあるわけですよね。